こんちはIssaです。
今回は、OpenSeaで使用されるWETH(赤イーサ)とは何か?
さらに、ETH(黒イーサ)からWETH(赤イーサ)へ変換する方法を解説します。
変換方法は3分でできるからとっても簡単だよ!
こんな方におすすめ
- WETH(赤イーサ)とは何か知りたい
- ETH(黒イーサ)からWETH(赤イーサ)へ変換する方法を知りたい
- WETH(赤イーサ)からETH(黒イーサ)へ戻す方法を知りたい
OpenSeaでNFTを購入する際、WETH(赤イーサ)を使って購入しなければならない場合もあります。
購入する際、変換に焦らないために今のうちに一定のWETHを変換しておきましょう。
WETH(赤イーサ)を手に入れるならETH (黒イーサ)が必要だよ!
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目次
WETH(赤イーサ)とは何か?
まずはWETH(赤イーサ)とは何かを説明します。
WETH(赤イーサ)とはWrapper ETHの略でありETH(黒イーサ)を基盤にして作られた通貨です。
簡単にいうとETH(黒イーサ)の足りない部分を補った通貨がWETH(赤イーサ)ということです。
WETH(赤イーサ)は「ERC-20」に準拠した通貨
そもそもETH(黒イーサ)はイーサリアムというプラットフォームで使われる通貨です。
ETH(黒イーサ)は通貨であり、イーサリアムはプラットフォームなのです。
一般的には通貨もプラットフォームもどちらとも総じて「イーサリアム」と呼ばれることが多いですが実は違うのです。
イーサリアム・プラットフォームには以下のようなサービスがあります。
- OpenSea
- The Sandbox
- Axie Infinity
その他にもさまざまなサービスがあります。
そのサービスのほとんどはサービス内で独自のトークンを発行しています。
- The Sandbox ⇨ SAND
- Axie Infinity ⇨ SLP,AXS
このようにイーサリアムのブロックチェーンを基盤にした独自トークンを発行しているのですが、これらの独自トークンをそれぞれのウォレットでいちいち管理するのは面倒であり、効率的ではありません。
「複数のトークンを1つのウォレットで管理できるようにしよう」という目的で作られたのが「ERC-20」という規格なのです。
「ERC-20」に準拠した通貨の誕生
ここで出てきた「ERC-20」というのは、イーサリアムブロックチェーンと互換性を持つ通貨を作るための規格です。
ERC-20が作られたことで、数多くあるイーサリアムブロックチェーンを基盤にして作られた通貨は1つのウォレットで一元管理できるようになりました。
代表的なウォレットである「MetaMask」はETH(黒イーサ)を保管できる他に、このERC-20に準拠した通貨も保管できます。
MetaMasknのウォレットを1つ持っておくだけでさまざまな通貨を保管することができるのです。
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ETH(黒イーサ)を「ERC-20」で包み込んだものがWETH(赤イーサ)
しかし、ETH(黒イーサ)はこのERC-20規格が作られる以前にできた通貨なので、ERC-20規格に準拠していません。
このETH(黒イーサリアム)を「ERC-20」に準拠するために作られたのが「WETH(赤イーサ)」なのです。
つまり、WETH(赤イーサ)とは通常のETH(黒イーサ)を「ERC-20」で包み込んで(ラップした)できたものなのです。
WETH(赤イーサ)の特徴
WETH(赤イーサ)の特徴は以下の2つです。
WETH(赤イーサ)の特徴
- ETH(黒イーサ)と価格が連動(ペッグ)している
- ETH(黒イーサ)よりガス代が安い
⒈ETH(黒イーサ)と価格が連動(ペッグ)している
WETH(赤イーサ)はETH(黒イーサ)と連動(ペッグ)しています。
つまり、「1ETH(黒イーサ) = 1WETH(赤イーサ)」ということになるのです。
ETH(黒イーサ)の価格が上昇すれば共にWETH(赤イーサ)の価格も上昇し、ETH(黒イーサ)の価格が下落すればWETH(赤イーサ)の価格も下落するようになっているのです。
⒉ETH(黒イーサ)よりガス代が安い
WETH(赤イーサ)はETH(黒イーサ)よりもガス代が安いです。
やはりWETH(赤イーサ)よりもETH(黒イーサ)の方が世界的にも主流であり、流動性が高いです。
流動性が高いということはその分トランザクション(取引)の回数が多いということです。
トランザクション(取引)の回数が多いということは、その分ガス代が高くなります。
よって、WETH(赤イーサ)はETH(黒イーサ)よりもガス代が安く抑えられるのです。
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【OpenSea】WETH(赤イーサ)の使い道
ではこのETH(黒イーサ)はOpenSeaでどのように使われるのしょうか。
OpenSeaでのWETH(赤イーサ)の使い道は以下の2つです。
※イーサリアムチェーンの場合です。
WETH(赤イーサ)の使い道
- NFTをオファーで購入
- NFTをオークションで購入
OpenSeaでは3種類の購入方法があります。
- 固定価格で購入
- オファーで購入
- オークションで購入
この3種類のうち「オファーで購入」と「オークションで購入」の2種類はこのWETH(赤イーサ)が必要になってくるのです。
欲しいNFTが固定価格で販売されていない際、「この価格で買いたい」と「オファー」を出して購入するためにはWETH(赤イーサ)が必要です。
さらに、オークションでNFTが売られている場合、「入札」の際に必要になってきます。
それぞれ、「オファーを受け入れられた時」や「オークションで購入できた時」もWETH(赤イーサ)で相手に支払うのです。
ETH(黒イーサ)からWETH(赤イーサ)へ変換する方法
ETH(黒イーサ)とWETH(赤イーサ)を変換する方法は簡単です。
ETH(黒イーサ)とWETH(赤イーサ)を変換する際の事前準備
まずはETH(黒イーサ)とWETH(赤イーサ)を変換する際に必要になってくるものを準備しましょう。
必要になってくるものは以下の2つです。
事前準備
- 黒色のイーサリアム(ETH)
- MetaMaskのアカウント作成
- MetaMaskにイーサリアムを送金
⒈黒色のイーサリアム(ETH)を購入
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⒉MetaMaskのアカウント作成
MetaMaskのアカウント作成はこの記事を参考にしよう!
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⒊MetaMaskにイーサリアムを送金
最後に黒色のイーサリアムをMetaMaskに送金しよう!
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これで準備が整いました!
早速赤色のイーサリアムを手に入れましょう!
OpenSeaでETH(黒イーサ)からWETH(赤イーサ)へ変換する
OpenSeaへアクセスし、右上にある「お財布マーク」をクリックします。
「ETH」の右側にある「…」をクリックし、「ラップ」をクリックします。
Swapが「ETH」、Forが「WETH」であることを確認します。
もし違っていたら、選択できるため必ず修正しましょう。
変換したい量を入れます。
「Balance」では現在自分がウォレットに入っているETHの量を表しています。
もし、全額変換したいのであれば「Max」をクリックしましょう。
変換したい量を入力したら「Wrap ETH」をクリックします。
ETH(黒イーサ)からWETH(赤イーサ)へ変換するためにはガス代が必要です。
ガス代を確認してOKであれば「確認」をクリックします。
ガス代は常に変動するので高いのであれば時間をおいてみましょう。
ガス代が高いか低いかの確認はこちらのサイトで行いましょう。
「確認」が終えたら「Wrap confirmed」と出てくるので「Close」をクリックします。
自分のウォレットに「WETH」が変換されました。
僕はあらかじめ少額入っていたので、先ほど変換した量が異なっています。
これで「ETH(黒イーサ)」からWETH(赤イーサ)への変換は完了です。
とっても簡単だね!ガス代はかかるけど試しに少額で行ってみよう!
変換後、ウォレットに反映されるまで少し時間がかかります。(僕の場合10分ほど)
WETH(赤イーサ)からETH(黒イーサ)に戻す方法
次は、変換したWETH(赤イーサ)をETH(黒イーサ)に戻す方法を解説します。
先ほどと同様「お財布マーク」から「WETH」の右側にある「…」をクリックし、「ラップ解除」をクリックします。
変換画面が表示されるので変換したい量を入力し、「トークンを変換」をクリックします。
この際にもガス代がかかるため、ガス代を確認し「確認」をクリックします。
確認ができたらWETH(赤イーサ)からETH(黒イーサ)へ戻す作業が完了しました。
戻す際にもウォレットに反映されるまで少し時間がかかります。
あらかじめWETH(赤イーサ)に変換しておこう
今回は、WETH(赤イーサ)とは何かとWETH(赤イーサ)からETH(黒イーサ)へ変換する方法を解説してきました。
今はNFTを「オークション」にかけて販売したりするプロジェクトも多く、WETH(赤イーサ)もよく利用されます。
さらには欲しいNFTがなかなか売りに出されていなかったりする場合も多いので「オファー」をすることも多いです。
どちらにしてもWETH(赤イーサ)が必要になってきます。
その都度変換して購入してもいいのですが、変換のたびに少額のガス代が発生します。
このガス代を節約するためにも、あらかじめ一定量のETH(黒イーサ)からWETH(赤イーサ)へ変換しておくことをオススメします。
WETH(赤イーサ)はETH(黒イーサ)と価格も連動しているため、例え変換していても損は出ません。
いざという時に焦って変換しないためにもWETH(赤イーサ)を保有しておきましょう。
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