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【お金を稼ぐ方法は仕事だけではありません】〇〇 To Earnの世界

こんにちはIssaです。

今回は今注目されている「◯◯ To Earn」について解説していきます。

先日、テレビ東京の番組「やりすぎコージー」で歩くだけで稼げるアプリSTEPNが紹介されていましたね。

現代ではお金の稼ぎ方も変化しています。

今回はWeb3のNFTアプリについて見ていきましょう。

◯◯ To Earnとは

⒈〇〇 To Earnとは「〇〇するだけでお金が稼げる」アプリ

⒉生活の一部と紐づけているため取り入れやすい

⒊でもまだ課題が多くある

⒈〇〇 To Earnとは「〇〇するだけでお金が稼げる」アプリ

まず「Earn」とは、「稼ぐ」を意味します。

現在はさまざまな「〇〇 To Earn」のプロジェクトが出ており、「Play To Earn(遊んで稼ぐ)」「Move To Earn(動いて稼ぐ)」「Listen To Earn(聞いて稼ぐ)」などが存在します。

Issa
え?遊んで、動いて、聞いていれば稼げるの?どういう仕組みになっているの?わからないよ!

今回はMove To Earn(動いて稼ぐ)の代表的プロジェクト「STEPN」を例に「〇〇 To Earn」の仕組みを学んでいきましょう。

〇〇 To Earnの仕組み

⑴NFTで構築されている

⑵アプリ内の課題(歩く・走る)をクリアすることで独自トークンがもらえる

⑶付与された独自トークンは現金化できる

⑴NFTで構築されている

出ましたNFT。

「◯◯To Earn」では「アイテム」や「キャラクター」が「NFT」になっています。

「STEPN」では、まずNFTで構築されたデジタルスニーカーを購入します。

世界に一つだけのあなただけのスニーカーです。

現在の価格はスニーカー1足約8万円くらいですね。

もちろん、このNFTを購入するためには「法定通貨」ではなく「仮想通貨」で購入します。

それぞれのプロジェクトによって仮想通貨の種類は違いますが、「STEPN」ではSOLといった仮想通貨で購入します。

もちろん仮想通貨なので価格の変動があります。

※5月13日現在は仮想通貨暴落中なので2.3ヶ月前よりSOLの価格が半額くらい安くなっています。

そして仮想通貨で買ったNFTであるアイテム(デジタルスニーカー)を使ってアプリを進めていくのです。

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⑵アプリ内の課題(歩く・走る)をクリアすることで独自トークンがもらえる

まず、今回紹介する〇〇 To Earnは、アプリ内で与えられた課題をクリアしていくといった点では従来のアプリと変わりありません。

「STEPN」での課題とは「歩く・走る距離と速度」です。

GPSを連携させ歩いた(走った)距離や速度に応じて報酬がもらえるアプリとなっています。

しかし、先ほども述べたようにこの点では従来のアプリと変わりはありません。

従来のアプリだと、動いてポイントを貯められるトリマや、動いてドリンクチケットをもらえるCoke ONがありますよね。

しかし、「STEPN」では独自トークンである「GMTトークン」と「GSTトークン」という仮想通貨が存在します。

つまり、「STEPN」では、

課題である「歩く・走る」をクリアすることによりこの独自トークンが付与される

となっています。

公式ドキュメントによると、簡単に言えば「GMTトークン」はガバナンストークン、「GSTトークン」はゲームトークンとなっています。

メモ

・ガバナンストークンとは、保有量に応じて、プロジェクトの意思決定の権利が付与されます。簡単にいうとこのプロジェクトの「発言権」や「決定権」が与えられること

・「ゲームトークン」とはゲームを進めていくにあたりゲーム内アイテム購入やレベルアップに必要になっていくもの

そして、この「STEPN」では歩いたり走ったりすることでこれらのトークンが付与されることになります。

⑶付与された独自トークンは現金化できる

「STEPN」の場合は、アプリで頑張って歩いて(走って)手にしたGSTトークンを現金化することができます。

動いてお金を稼ぐ(Move To Earn)仕組みとして、歩いたり走ったりすることで貯まったトークンを現金化してお金を稼ぐということです。

また、付与されたトークンで稼ぐ以外に最初に購入したNFTアイテムのスニーカーも売ることができます。

Issa
あなたがもし1足しかスニーカーを持っていなければ売った時点でそれ以降歩いても「GSTトークン」を稼ぐことはできないけど、もうアプリに飽きた!あるいは今後仮想通貨の価格が激減すると考えているのであれば、売ることもできるよ!

超カンタンにいうと、従来のアプリに「NFT」という何にも変えられない「デジタルデータ」を加え、ゲーム内の「ポイント」や「報酬」を「仮想通貨」にしたのが「Web3のアプリゲーム」となります。

⒉生活の一部と紐づけられているため取り入れやすい

さて、〇〇 To Earnのお金が稼げる仕組みを理解できたしょうか。

では、なぜこれらが今注目されているのでしょうか?答えは

生活の一部と紐づけられているため取り入れやすい

ということです。

先ほど紹介した「STEPN」ですが、「お金を稼ぐ」以外の目的は「健康」です。

つまり、歩いて(走って)健康を維持しながらお金を稼げるということです。

そのほかにも、眠ることで稼げる「SLEPN」というアプリも存在します。

これは、NFTのデジタル枕を購入し質の高い睡眠をすることで「SPNトークン」という仮想通貨がもらえます。

これも「お金を稼ぐ」以外の目的は「健康」です。

つまり、質の良い睡眠をすることで健康を維持しながらお金を稼げるということです。

寝て稼げるとかバグってるね!

このように、人間の生活(動く・食べる・寝る)に紐づいているためアプリを起動させるだけで稼げるので簡単に取り入れやすいのです。

「お金を稼ぐ=仕事(ビジネス)をする」ではない

Issa
もしあなたがゲームが好きな引きこもりニートならPlay To Earn(ゲームで遊んで稼ぐ)でお金を稼げるよ!

もしあなたが食べることが好きならEat To Earn(食べて稼ぐ)でお金を稼げるよ!

もしあなたが音楽を聴くことが好きならListen To Earn(聞いて稼ぐ)でお金を稼げるよ!

現代の慣習ではお金を稼ぐ=仕事(ビジネス)をする必要がありますが今後は変わっていきます。

生活の一部と紐づけることでお金を稼げるようになるのです。

つまり、もうお金を稼ぐ=仕事(ビジネス)をする必要はないのです。

好きなことでお金を稼げる時代がやってきます。

例えば、現在の職業が長距離ドライバーだとします。Drive To Earn」というプロジェクトがあったらどうでしょう。

運転して稼げるアプリです。

NFTのハンドルを買って運転するだけで仮想通貨が貰えるといった具合に。

現在、多くの人は生活=仕事となっているはずです。

24時間の中で起きている間は仕事をしている時間の割合が多いですよね。

これをWeb3のアプリ、「〇〇 To Earn」と紐づけるのです。

これって知らないで普通に仕事しているよりお得じゃないですか?

⒊でもまだ課題がある

ここまで聞いたら、え?今から始めよ!こんなん歩いて稼げるなら一日中歩くよ!って方いるかもしれませんが、待ってください。

まだまだ課題があります。

〇〇 To Earnの課題

 

⑴プレイヤーの目的は「稼ぐ」ことである

 

不正行為をする者が出てくる

 

⑶流行るにつれ参入障壁が高くなる

 

⑴プレイヤーの目的は「稼ぐ」ことである

これって問題なの?って思いますよね。

現在、プレイヤーのほとんどはWeb3への期待や「〇〇 To Earn」への興味で始める人が多く、まだまだ日本中全体に普及していません。

今回初めて知ったって人も少なくないでしょう。

今の段階ではまだ、プレイヤーは探っている状態なんですよね。

そして、上記のようなWeb3.0に関心がある人以外のほとんどは稼げるから始めるのが最初の動機になります。

こうなると次に起こることは何か。

稼げなくなったらやめる

です。

これは自然の流れです。

なぜなら、稼げる」って聞いたから始めたのに「稼げない」ってなったらやる意味ないよねってなります。

要するに、

プロジェクトの内容が面白くなければ離脱者が多くなる

離脱者が多ければそのプロジェクトで使える仮想通貨の流動がなくなり価値がなくなる

そして価値のない仮想通貨を付与されても稼げなくなる

といった流れです。

では、今後どのようなアプリが生き残るのか、答えは簡単です。

娯楽性を追求するアプリが残る

です。

今後一般的に普及していくとWeb3オタクでない限りそのプロジェクトのアルゴリズムやソースコードは見ませんよね。

「アプリが面白いかどうか」で判断していきますよね。

なので、将来はアプリの娯楽性が高いものが生き残ると思います。

⑵不正行為をする者が出てくる

運営側から見て、これら「〇〇 To Earn」の敵は何かというと、

不正行為をする者

です。

Bot(ボット)とも言いますが、人間でないロボットにアプリをやらせたりといったBotとの闘いなのです。

運営側はこの「不正行為への対処」をすることが最も重要になっていきます。

「STEPN」であれば電車に乗っているだけではカウントされず、しっかり歩いたり走らないとカウントされないアルゴリズムになっていたりします。

本当にその人がやっているの?」って証明ができないとゲームとして成り立ちません。

不正したもの勝ちの世界になってしまいます。

今後多くの「〇〇 To Earn」が出てくると思いますが、それらの対応はどのようになっているのかチェックするのが重要です。

⑶流行るにつれ参入障壁が高くなる

「〇〇 To Earn」は無料で行えるものもありますが、初期費用がかかるのが一般的です。つまりNFTを買う費用です。

仮想通貨の価格は日々変動しています。それに伴いNFTの価格も変動します。

従来のアプリでは課金したとしても価格は一定ですよね。

オーブ1個120円みたいな(少なからず値上げりするが)

しかし、NFTの価格は毎日変動します。

正確にいうと「NFTを買うための仮想通貨」の価格は毎日変動します。

もし「〇〇 To Earn」のプロジェクトが成功して全世界で流行ったとしたら、そのアプリ内で買える「NFTの価格」は上がります。

つまり、早い者勝ちの世界になっていく可能性があるのです。

今月はそのNFTの価格が7万円だったのに2ヶ月後には14万円になっているなんて話もよくあることです。

もちろん逆もしかりです。

上記でも述べましたが、現在の〇〇 To Earn」をやる目的は「稼ぐ」ことです。

初期費用が高すぎるとその分を回収できるのかといったリスクを考え躊躇するのが一般的です。

世界中誰でも楽しめるアプリを実現させるためにはこの価格的な参入難易度は課題になっていくでしょう。

Web3は変化が激しい世界

最後に、Web3は変化が激しい業界になっています。

半年あるいは1ヶ月単位で変化していきます。

その分情報も錯綜していますが、今成功しているプロジェクトが今後も永続するとは限りません

「STEPN」も、他に同じようなもっといいアプリが出てきたら離脱者が出てそちらに移ってしまい1年後には存在していないかもしれません。

Web3の世界はこんなもんです。

すごく期待されていたプロジェクトが蓋を開けてみたらショボかったり、、、よくある話です。

しかし、Web3の世界はまだスタートラインに立ったばかりです。

今後頭のいい人がさらに面白いプロジェクトを考え、ローンチしていくことでしょう。

僕が言いたいのは、

この波に乗れるかどうかで今後が決まる

ということです。

さっき参入障壁が高くなるといいましたが、現状はまだまだ低いです。伸び代があります。

もしあなたがWeb3の世界に参入したいのであれば今の段階で「〇〇 To Earn」に触れておくべきです。

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