こんにちはIssaです。
今ニュースでは「20年ぶりの円安」「1ドル129円」と言う話題で盛り上がっていますね。
「食材の値上がり」「ガソリンの値上がり」「電気代の値上がり」と僕たちの生活に必要なものが値上がりしています。
では、この状況を個人でどう対処していくか。
そして僕たちのお金をどのように守っていくのかを考えていきましょう。
まずは、結論です。
✅結論：日本円じゃない通貨を持ちましょう！
日本円しか持っていない方からしたら「いやいや日本にいて日本円以外持っても仕方ないでしょう。投資ってことでしょ怖い。」と思う人が多いと思います。
しかし、もう考え方を変えないといけない時代が来ました。
円安の影響【残念ながら給料は上がりません】
前提として円安とは「円の価値が下がっている状態」と考えてもらえば大丈夫です。
例えば、今までは100円出せば１ドルと交換できていたところ、現在は129円も出さないと１ドルと交換ができません。
つまり、「日本円の価値が下がっている状態」です。
物価の値上げ
現在日本で話題になっている物価の値上げの原因の１つはこの「価値の下がった日本円」です。
値上げするもの
・食材（輸入）
・ガソリン（輸入）
・電気（実は輸入）
僕たちの生活に必要な物の値上げが止まらないですね。
多くの物を輸入に頼っている日本は輸入品の値上げは当たり前のことです。
実は電気代も輸入に頼っています。
電気はエネルギーであり、日本のエネルギー自給率は11.8%とほぼ無に等しいのです。
さて物は値上がりしていますが、給料はどうでしょうか？答えは上がってないどころか下がってますよね。
現在の日本はいわゆる「スタグフレーション」状態になっているのです。
スタグフレーション（stagflation）とは、雇用や賃金が減少する中で、物価の下落ではなく物価の上昇が発生してしまい（通常、雇用や賃金が減少すると物価の下落が発生する）、収入が減るうえ貨幣や預貯金の実質価値まで低下するため生活が苦しくなる。
https://ja.wikipedia.org/wiki
経営圧迫
特に外食産業は厳しくなると思います。
給料が上がらない日本で原材料は高騰し、飲食店の値上げを余儀なくされたらどうでしょう。
もう外食すると言うことは贅沢そのものになるかもしれません。
簡単に足を運べる場所ではなくなります。
４月にさまざまな飲食店も値上がりして今後とりあえずは踏ん張るでしょうが、おそらく６月頃にさらに今後も値上げすると言うでしょう。
このように、お金の流動がさらに減り日本経済は悪循環そのものになっているのがわかります。
また、先日ニュースで「100均が閉店」という話題を取り上げていました。基本的に円安は輸入は不利とされる中で、ほとんどの商品を輸入に頼っている100均はもう手の打ちようがない状態ですよね。
円安の原因【残念ながら改善しません】
円安にはさまざまな原因があると思いますが、よく言われる原因は主に
✅ゼロ金利の日本
と言われています。
ゼロ金利の日本
以前からずっと言われていますよね。
日本円を持っていても運用しても金利がほぼゼロなので増えません。
日本人の多くは毎月の給料で手にする日本円を銀行に預けていると思います。
しかし現在の普通預金金利は年0.001%です。
大昔(バブル期)は普通預金金利は年2%ほどでした。
なのでよく昔の人からは「貯金しなさい」と言われたものです。
でも現在は大きく違います。
100万円を1年間銀行に預けていてもたった10円の利息しかありません。
当然ながら大半の人(特に投資家)は日本円を持ってるメリットないよね？ってことで日本円を手放します。
そして、買われなくなった日本円の価値はというと当然下がります。
じゃあ金利上げればいいんじゃないの？と思いますが、残念ながら上げません。
日本銀行の黒田総裁という偉い人が「金融緩和(金利を下げる)を続けます。」と言っており金融引締め（金利を上げる）をすることは今のところないとのことです。
アメリカでも物価の値上げが問題となっており今年１月には１年で7.5％も値上がりしたとのニュースがありました。
しかし今は金融引締めをバンバンやっており金利が上がり続けています。
なので簡単な話でお金は金利がつかない日本円ではなく金利がつく米ドルに流れますよね。
お金を守るためには
円安が進む中、僕たちができることはなんでしょうか？結論として
✅日本円を持たない
ことが重要だと考えられます。
「え？日本で暮らしているのに日本円を持っていないと生活できなくない？」
と思うと思いますが、これに関しては必要最低限の日本円を残してそれ以外を日本円以外の通貨にしましょうということです。
例えば毎月３万円を貯金していたとしましょう。
この３万円を日本円で銀行に預けるのではなく違う形で持ちましょうということです。
日本円以外の資産
・仮想通貨
・株
・不動産
・貴金属
・海外通貨
他にもさまざまな形の資産があります。
自分の大事なお金（資産）の価値を下げないためにも日本円以外の資産を少なくとも１種類は持っておきましょう。
なお、現在オススメの資産形態として「仮想通貨」が挙げられます。
理由は「今は安い」からです（２０２２年４月現在）
また、仮想通貨に関連したサービス「NFT」も日本でも徐々に盛り上がりを見せているのでこの機会に送れないためにも仮想通貨は少額でも保有しておきましょう。
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今回は、円安の現在にやるべきことを解説してきました。
正直、銀行に日本円のみを貯金する文化に慣れてしまった僕たちですが時代は変わっていきます。
汗水垂らして働いて手にした大切なお金をしっかりと守って、さらに旅（投資）をさせて無駄にしないように頑張っていきましょう。