こんにちはIssaです。
今回は、日本のNFT市場のバブルについて考察していきます。
最近NFTに関するニュースやSNS投稿を多く目にするけど、NFT市場は今バブルなの?
結論から先に言うと、
NFT市場はまだバブルではない
です。
今回は、
- なぜまだバブルではないのか?
- これからバブルは来るのか?
- バブルに備えるものは何か?
を解説していきます。
こんな方におすすめ
- 今NFT市場はバブルなのか知りたい
- まだNFT市場はバブルではない理由を知りたい
- これから来るバブルに向けてやるべきことを知りたい
NFTとは何?と言う方はこちらを見てね!
-
【いまさら聞けない】NFTとは?|NFTの概念から将来の活用例を解説
続きを見る
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目次
背景:日本のNFT市場の盛り上がり
現在日本のNFT市場は盛り上がりを見せています。
その根拠として、一つのプロジェクトを見てみましょう。
こちらはAopanda Party(APP)という国産のNFTコレクションですが2022年10月30日にリリースされました。
リリース当時の価格は0.001ETH(約150円)でしたが現在の最低価格は約1.2ETH(約19万円)で取引されています。
取引が開始して1ヶ月も経っていないのに1000倍以上も価格が跳ね上がっているこの状況を「バブル」という人もいます。
そのほかプロジェクトも価格が上昇したりしており、日本のNFTを市場は現在盛り上がりを見せています。
この状況は本当にバブルなのでしょうか。
日本のNFT市場はバブルなのか?【まだバブルではありません】
繰り返しになりますが、現在NFT市場は盛り上がりを見せています。
NFT界隈の中には「日本のNFTは今がバブル」と言う方々も多いです。
ですが、僕はまだ「日本のNFTはバブルに至っていない」と言えます。
その理由がこちら
バブルではない理由
- NFT参入者の数が少ない
- NFTへの投資流入が少ない
- メディア・SNSの盛り上がりが少ない
⒈NFT参入者の数が少ない
今現在、NFTを購入するための仮想通貨ウォレットを持っている日本人は感覚的に2万人くらいだと思います。
2022年の夏頃は1万人くらいと言われていたのでその倍くらい、あるいはそれ以上には増えていると思います。
しかし、日本人の人口は1億2千万人位で、成人以上(18歳以上)が約9千万人くらいと言われております。
成人以上の人口が9千万人で仮想通貨ウォレットを持っている人口が2万人くらいなので、仮想通貨ウォレットを持っている日本人の割合は0.02%です。
ざっくり計算すると、日本人の5千人に1人しかNFTを購入するための仮想通貨ウォレットを持っていないのです。
このように、5千人に1人がNFTを触っていないと言うこの市場ではまだ本格的なバブルとは言えません。
⒉NFTへの投資流入が少ない
「NFTの市場は今がバブルだ」と騒がれるからには、「NFTを購入している5千人に1人の人はお金持ちで、そのお金持ちが大量に投資しているから価格が上昇しているんだ」と思われがちですが、実はNFTへの投資流入額はそこまで大きくありません。
その根拠を見てみましょう。
これは、11月18日現在の過去30日間の出来高ランキングです。
見てわかるように、1位から5位は海外プロジェクトであり出来高の額も相当な量になっています。
次に10位から15位を見てみましょう。
14位、15位は日本の有名プロジェクトであるAopanda Party(APP)とCryptoNinja Partners(CNP)です。
日本のプロジェクトが世界のランキングで上位を保持することがとても凄いことですが世界ではNFTへの投資額が桁違いです。
例えば、10位にあるFriendship Bracelets by Alexis AndréですがこのNFTがリリースされたのは2022年11月です。
この記事を書いている11月時点で世界10位に入り2029ETH(約3億5千万円)の出来高を誇っています。
それと比べるとCNPやAPPは1.5倍から2倍ほど差をつけられており、まだまだ日本のNFTプロジェクトへの投資流入が少ないことがわかります。
今現在、海外投資家からの流入も増えていますが、まだバブルと言えるほどの流入規模ではないでしょう。
⒊メディア・SNSの盛り上がりが少ない
みなさん、普通に生活していて「NFT」と言う言葉に触れる機会はありますか?
ちなみに、僕の妻は僕以外から「NFT」と言う言葉を見たことも聞いたこともないと言っていました。
この記事を見ている方のほとんどが「Web3」や「NFT」「仮想通貨」に興味がある方だと思うので、普段からこのような単語を見聞きする機会が多いはずです。
しかし、これらに興味がない人は見たことも聞いたこともない人が多いのが現状です。
ある1つの市場がバブルになると、その市場に興味がない人までもその市場の存在を知るようになります。
これがバブルの形成過程です。
そして、このバブルの情報の経路はメディアやSNSです。
「CMでやってた」「Twitterでバズってた」「芸能人が言ってた」などの経路で全国に広まります。
しかし、現状はまだそこまで至っていません。
確かにこの市場に興味がある僕たちは、Twitterでバズったり芸能人が参入したりすると敏感に反応しますが、興味のない人には届いていないのです。
よってまだNFT市場は現在バブル真っ只中とは言い難いでしょう。
これからNFT市場にバブルが来るのか
今NFT市場がバブルじゃないなら、今後NFT市場にバブルは来るの?
結論として、
バブルは必ずきます。
理由は以下の通り
NFT市場にバブルがくる理由
- 海外ではすでにバブルが来た(現在崩壊中)
- 有名インフルエンサーがNFT市場に参入してきている
- 以前より多くのプロジェクトができている
⒈海外ではすでにバブルが来た(現在崩壊中)
実は海外では2021年にNFT市場が盛り上がり、バブルを迎えていました。
しかし2022年に入り一遍、バブルが崩壊し現在の取引量は全盛期と比べ10分の1未満程度まで落ち込んでしましました。
しかし、日本はどうでしょう。
現在の取引量は増加傾向にあるのは見てわかります。
つまり、海外市場を参考にすると日本のNFTバブルは今からなのです。
⒉有名インフルエンサーがNFT市場に参入してきている
バブル市場を迎える際、インフルエンサーという存在は大きな意味を持ちます。
例えばYouTube市場はどうでしょう。
まだYouTubeが日本で流行らなかった当時、これを現代の生活の一部にまで取り入れるようになった環境を作ったのは誰でしょう。
そうです。
早々から目をつけていたインフルエンサーなのです。
インフルエンサーは、市場がまだ未熟な時に目をつけ自身の影響力を武器に周りに知らせ、そして流行らせることができます。
なのでバブルを形成するにあたってインフルエンサーという存在はとても重要なのです。
では、今NFT市場に加わっているインフルエンサーといえばこちらです。
インフルエンサー
- イケハヤ
- 西野亮廣(キングコング)
- 鴨頭嘉人
彼らはその時代にあったビジネスを行い成功しているビジネス界のインフルエンサーです。
「稼げないことはやらない」彼らがNFT市場に参入するということはNFTはこれから来る稼げる業界ということがわかるでしょう。
今後も多くのインフルエンサーがNFTの市場に参入してくるでしょう。
これらインフルエンサーの影響により日本はNFTバブルを迎えることになります。
⒊以前より多くのプロジェクトができている
日本のNFT市場では日々様々なプロジェクトが走っています。
多くのプロジェクトがリリースされたり、プロジェクトが更新されたりと情報が錯綜しています。
これはバブル前の傾向とも言えるでしょう。
2022年春にプロジェクトがスタートしたCrypto Ninja Partners(以下CNP)ですが、国産NFTプロジェクトとして最前線をダントツで走っていました。
しかし、現在は多くのプロジェクトが出てきている影響でCNPに劣らないプロジェクトが次々とリリースされているのです。
これは間違いなく今後NFT市場が盛り上がるための良い傾向です。
そしてNFTプロジェクトをリリースするファウンダー(創立者)はNFTに対し絶大な信頼と期待を抱いております。
このようにNFT市場は以前よりも確実に成長しているのです。
これからのバブルに備えやるべきこと
そんなバブルを迎えるNFT市場ですが、僕たちがバブルに備えて今やるべきことをはっきりさせましょう。
バブルを迎える前の今しかできないことが多いのでこのタイミングを最大限に活かしてバブルを乗り切りましょう。
バブルを迎えるにあたり、備えるべきことは以下の通りです。
NFTバブルに備えやるべきこと
- 今しか買えないNFTを保有する
- 購入側ではなく販売側(仕掛ける側)になる
- 正しい情報を収集する
⒈今しか買えないNFTを保有する
今しか買えないNFTとはなんでしょう。
その基準は『価格』にあります。
例えば上記で紹介したCNPの例を見てみましょう。
これはCNPがリリースされてから現在(2022年11月)に至るまでの価格チャートです。
2020年5月のリリース当時の価格は0.001ETH(約200円)と超激安でしたが、現在は3.2ETH(約50万円)で取引されています。
このプロジェクトはまだスタートして1年も経っていないのが驚きです……
リリース当初は「低価格のためNFT初心者におすすめ」として宣伝されていましたが、今は初心者では手が出せない価格帯となっています。
このように、その時を過ぎてしまうと一気に手が出せなくなるのがNFT市場です。
バブルを迎えるとこの価格が2倍3倍4倍と今より跳ね上がることが予想されます。
なので、まだ未熟で認知度が低い今の市場だからこそ購入できるNFTをちゃんと購入することをおすすめします。
今日買わなかったら明日は今日の2倍の価格かも……
NFTの買い方が分からない方はこちらを参考にしてNFTをお迎えしましょう!
-
OpenSeaって何?|OpenSeaでNFTを買う方法【超簡単】
続きを見る
⒉購入側ではなく販売側(仕掛ける側)になる
僕個人的にはこれが一番重要だと思っています。
なぜならNFTを1から理解できるからです。
- NFTを発行
- NFTの販売
- NFTの購入
これらを全て体験的に知ることができ、NFTの理解が深まります。
でも絵を描いたこともないし、描くための道具もないよ……
大丈夫です。
NFTはアートだけではありません。
なんでも良いのです。
例えばあなたがスマホで撮った景色の写真でも良いのです。
実際に写真をNFTにして販売している人もいます。
例えば自撮り写真をNFTにしたコレクションGhozali Everydayがあります。
この方はインドネシア人で毎日ただの自撮り写真をNFTとして販売することで売上1億円を達成しました。
このようにNFTにするものはアートでなくてもなんでも良いのです。
重要なことは自分が発行したNFTを販売してみることです。
実際僕もアート初心者ですが、「自分の感情をアートに」というコンセプトで絵を描いています。
僕のNFTコレクション:Issa-ShowRoom
「NFTを理解する」という意味で自分でNFTを発行することが、バブルに備えて重要になってきます!
NFTの作り方が分からない場合はこちらをみてね!
-
【初心者向け】NFTの作り方(画像付き解説)
続きを見る
⒊正しい情報を収集する
NFT市場は流行り廃りが激しく、日々変化が起こっているのが実情です。
そんな中大切なのは正しい情報を追うことです。
この世界には詐欺や盗難が多く、自分が大切にしていたNFTが盗まれる事案が毎日のように発生しています。
これらの原因は「不確実な情報収集」です。
NFTはまだ新しい技術で詐欺防止対策がしっかりと確立されていなく、新手の詐欺が毎日出てきています。
バブルを迎える頃にはもっと増えるでしょう。
Web3の世界では「DYOR」というスラング用語があります。
これは「Do Your Own Research」の略で「自分自身で調べてね」という意味です。
「特に」NFT業界ではこの「DYOR」が重要になってきます。
ちゃんと自分で調べないとWeb3では死にます……
正しい情報を追うことは詐欺以外でも大切になってきます。
先ほど説明した通り、NFT市場は日々多くのプロジェクトが走っているためその情報を収集することが必要です。
情報収集として僕がよく利用しているのは、
- Discord
- Voicy
などがあります。
これらは無料のため初心者にとってはいい情報源になると思います。
さらにWL(先行購入優先権)付与などの情報も日々出回っていますのでチェックしましょう。
今後のバブルに備え正しい情報を追ってく癖をつけましょう!
まとめ:バブルで終わらない革新的なNFT市場
今回は、NFTのバブルについて解説してきました。
結論として、
「NFT市場はまだバブルではないが、今後バブルは必ずくる」
そのバブルに乗り遅れないためには、
「今しかできないことを行い、自分でNFTを販売し、正しい情報を追い続けることが重要」
という内容でした。
バブルなので崩壊もあります。
しかし、NFTの技術というのは今後のインターネットに革命をもたらします。
今後は僕たちの生活にNFTというものは当たり前になってくるでしょう。
僕たち自身が主体となり、NFT業界を盛り上げ発展させていくことがバブル前に生きている僕たちの使命になってきます。
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