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【Blurへの対抗】OpenSea Proの特徴と使い方

こんにちはIssaです。

今回はNFTマーケットプレイス「OpenSea Pro」について解説します。

2023年に入り、さまざまなNFTのマーケットプレイスがユーザー確保に力を入れ初めています。

このような現象を、NFT界隈では「マケプレ戦争」とも呼び2023年から世界中で注目を集めてるよ!

現在のマケプレ戦争の中心には、

  • 世界最大のNFTマーケットプレイス「OpenSea」
  • 2023年からNFT取引量No. 1の「Blur」

の2つのNFTマーケットプレイスがあります。

OpenSeaって何?|OpenSeaでNFTを買う方法【超簡単】▶︎▶︎

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そんなマケプレ戦争に、新たに加わる可能性があるのが今回紹介する「OpenSea Pro」となるのです。

この記事では「OpenSea Pro」の特徴と、他のNFTマーケットプレイスとの比較から使い方までを徹底的に解説していきます。

こんな方におすすめ

  • 「OpenSea Pro」の特徴を知りたい
  • 「OpenSea Pro」と他のマーケットプレイスの違いを知りたい
  • 「OpenSea Pro」の使い方を知りたい

NFTの取引(購入・売却)にはイーサリアムが必要です。

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OpenSea Proの特徴

サービス名OpenSea Pro(オープンシー プロ)
ローンチ日2023年4月4日
公式サイトhttps://pro.opensea.io/
公式Twitterhttps://twitter.com/openseapro
Discordhttps://discord.com/invite/openseapro

OpenSea Proは世界最大級のNFTマーケットプレイスで知られる「OpenSea」が展開する新サービスです。

OpenSeaは、2022年4月にアグリゲーター機能を実装するNFTプラットフォーム「Gem(ジェム)」を買収し、この「Gem(ジェム)」をリブランディングしたサービスが「OpenSea Pro」となります。

アグリゲーターとは

あらゆるNFTマーケットプレイスを1つに集約したプラットフォームです。

NFTの一括購入や、ガス代の節約、マーケットプレイスの比較などが可能で効率よく売買できるのが特徴です。

「Gem(ジェム)」を利用したことがある方は、既存の「Gem(ジェム)」が名前を変え、サービスも新しくなったと考えればわかりやすいです。

そんなOpenSea Proの最大の特徴は以下の5つです。

OpenSea Proの特徴

  1. 170以上のマーケットを集約したアグリゲーター機能を実装
  2. スイープ機能などの高度な注文方法を実装
  3. 各データがリアルタイムで更新
  4. ガス代の最適化
  5. 取引量に応じてユーザーにNFTを付与

1.170以上のマーケットを集約したアグリゲーター機能を実装

OpenSea Proでは、

など170以上のNFTマーケットプレイスを「OpenSea Pro」1つに集約した「アグリゲータ機能」を実装しています。

そのため、ユーザーはさまざまなマーケットプレイスと比較がしやすく、NFTの売買はOpenSea Proのみで完結できるメリットがあります。

⒉スイープ機能などの高度な注文機能を実装

OpenSea ProではNFTを一括購入できる「スイープ機能」が実装されています。

さらに、購入・コレクションオファー・リスティングを自由にコントロールできる高度な注文機能が実装されており、ユーザーは複雑な操作や手間がかからず簡単にNFTを購入できるのです。

⒊各データがリアルタイムで更新

OpenSea ProはNFTマーケットプレイス全体のユーザーやコレクションのアクティビティをリアルタイム(数秒単位)で更新されるため、ユーザーは最新の値動きやトレンド、ニュースを常に把握できるようになります。

⒋ガス代の最適化

OpenSea公式ブログによると、

「OpenSea Pro は、NFT アグリゲーターの中で最もガス最適化されたスマートコントラクトを使用している。

これにより、市場全体でアイテムを購入する最も効率的な場所になる。 」

と説明しています。

そのため、ユーザーは最小限のガス代でNFTを売買できガス代の最適化を実現できるのです。

⒌取引量に応じてユーザーにNFTを付与

ローンチ直後の現在の段階でまだ詳細が明らかになっていませんが、OpenSea ProでNFTを売買するとOpenSea Proから特定のNFTが付与されるといった情報もあります。

この付与されるNFTは

  • OpenSea Proが発行する独自のNFT
  • 既存プロジェクトのNFT(例:BAYCなど)

なのかは明らかになっていません。

いずれにしても、OpenSea ProでNFTを売買すると、特定のNFTが付与される計画となっています。

2023年3月31日までの「Gem(ジェム)」でNFTを売買したユーザーは「Gemesis NFT」が付与されます。

「OpenSea Pro」と「Blur」を比較

「OpenSea Pro」と「Blur」は共にアグリゲーター機能を実装しているサービスとなりにている部分があります。

マーケットプレイスOpenSea ProBlur
マーケットプレイス数170種類以上4種類
手数料0%(期間限定)0%
取引報酬NFTFT($BLUR)

表を見てわかるように、ユーザー手数料は共に0%ですが、取り扱っているマーケットプレイスの数は歴然です。

さらに最大の違いは「取引報酬の品物」です。

OpenSea Proは「NFT」なのに対し、Blurは「FT」である独自トークンの$BLURを付与対象物としています。

今後、ユーザーがどちらかを支持する際の分かれ目はこの付与対象物であることは間違いありません。

「NFT」が欲しいのか「FT(トークン)」が欲しいのかで取引量が変わってくるので、今後の動向は見物です。

OpenSea Proのデメリット

OpenSea Proは今までにない機能やサービスに期待が高まりますが、利用する際にはデメリットも存在します。

OpenSea Proのデメリットは主に以下の2つです。

OpenSea Proのデメリット

  1. NFTクリエイター(運営)には不利
  2. 付与されるNFTに価値がつくのか謎

⒈NFTクリエイター(運営)には不利

OpenSea Proはクリエイター(運営)には不利と言われています。

その理由として「クリエイター(運営)へのロイヤリティ収益が入りづらい仕組み」になっているからです。

OpenSea Proに対抗するBlurは、現在文化になりつつある「クリエイター(運営)に対するロイヤリティを0%」にする仕組みを作りました。

OpenSea ProもBlurと同様「クリエイター(運営)へのロイヤリティの強制はない」ことが特徴です。

ロイヤリティがないということはNFTを購入する際、手数料を抑えられ安く購入することができるため、購入側にとってはメリットです。

しかし、NFTの醍醐味である2次流通売買で発生するロイヤリティが徴収できないということは、クリエイター(運営)には不利な仕組みとなっているのです。

⒉付与されるNFTに価値がつくのか謎

OpenSea Proはユーザーの取引量に応じて、ユーザーに対し特定のNFTを付与する仕組みをとっています。

しかし、このNFTに価値がつくかどうかは不明です。

OpenSea ProとBlurの付与対象物の最大の違いは「NFT」か「FT」かということです。

Blurは独自トークン「$BLUR」を付与しているため「FT」ですが、OpenSea Proの付与は「NFT」です。

NFTは「そのNFTを買いたい!」という購入者が現れない限り、売ることができない、つまり、収益を得られないのです。

その反面FTは、売り手が売りたいタイミングで売れるのですぐに収益を得られます。

収益面で考えた時、OpenSea Proは「NFT」であるため価値がつくのか不明なのと、すぐに売買できないことがデメリットになるのです。

OpenSea Proの始め方・使い方

ここからはOpenSea Proの始め方・使い方を紹介します。

OpenSea Proの始め方・使い方は以下の通りです。

OpenSea Proの始め方・使い方

  1. Coincheck(コインチェック)で口座開設
  2. MetaMaskのアカウント作成
  3. イーサリアムを購入
  4. イーサリアムをMetaMaskに送金
  5. NFTを購入する
  6. NFTを出品・売却する

⒈Coincheck(コインチェック)で口座開設

OpenSea ProでNFTを売買するためには、仮想通貨のイーサリアム(ETH)が必要です。

イーサリアムを手に入れるためには、

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アプリも使いやすく仮想通貨初心者でも簡単に購入ができるようになっています。

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⒉MetaMaskのアカウント作成

OpenSea ProでNFTを買うためにはイーサリアムとNFTを保管する「ウォレット」が必要です。

ウォレットにもさまざまな種類がありますが安全で使い勝手が良い

MetaMask(メタマスク)

を使用しましょう。

メタマスクのアカウント作成はこちら!

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⒊イーサリアムを購入

Coincheck(コインチェック)の口座開設が完了したら、

イーサリアム(ETH)を購入

しましょう。

イーサリアム購入方法【ウェブ版】

Coincheck(コインチェック)にログインしホームページにいき、「販売所(購入)」を選択します。

購入通貨を「ETH」に選択し購入する「数量」を入れ「購入する」をクリックします。

イーサリアム購入方法【アプリ版】

アプリでもイーサリアムの購入方法は簡単です。

アプリほホーム画面から「ETH」をタップし「購入」を選択します。

いくら購入するか「日本円」で入力し「日本円でETHを購入」をタップします。

⒋イーサリアムをMetaMaskに送金

OpenSea ProでNFTを購入する前準備の最後に、

イーサリアムをMetaMaskに送金

する作業を行います。

ご送金防止のため、手数料が発生してもテスト送金してから本送金を実施しましょう。

MetaMaskへの送金は6ステップで簡単だよ!詳しくはこちらの記事を見てね!

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⒌NFTを購入する

OpenSea Proの公式サイトにアクセスし、右上の「Connect Wallet」をクリックします。

ウォレットの選択ができるため「MetaMask」を選択し、OpenSea ProとMetaMaskを接続させます。

OpenSea ProとMetaMaskの接続が完了したら、「検索欄」で欲しいNFTを検索します。

欲しいNFTにチェックをいれるとカートにNFTが追加されるので「Buy Now」をクリックします。

Buy NowをクリックするとMetaMaskが開き「署名」を求めてくるので「署名」をクリックするとNFTの購入が完了です。

フィルター名内容
Lowest Price価格順での並び
Status購入可能、一覧の指定
Price価格範囲、通貨の指定
Rarity希少性で検索
Market出品されているマーケットプレイス
Traitsパーツでの絞り込み

スイープ機能で購入

スイープ機能(一括購入)は手動でチェック欄に複数チェックを入れるか、画面下にある「ほうきマーク」を使い自動でNFTを選択するかで一括購入ができます。

⒍NFTを出品・売却する

画面右上にある「アカウント」をクリックし「My Items」をクリックします。

自分が保有しているNFTの一覧が出てくるので、出品したいNFTを選択し「List Items」をクリックします。(複数選択可能)

出品条件の詳細を設定し「Start Listing」をクリックし、MetaMaskに「署名」をしたら出品完了です。

設定項目設定内容
Select Marketplaces出品マーケットの選択
Global Price出品形式・価格設定
Global Creator Feesクリエイターへのロイヤリティ設定
Global Expiration出品期間の設定

OpenSea Proのよくある質問

Q1.ガス代はかかるの?

A.NFT取引時にはガス代が発生します。

Blurマーケットに対しての手数料は無料ですが、NFTの売買の際はガス代が発生します。

Q2.「OpenSea」と「OpenSea Pro」の違いは?

A.最大の違いはクリエイター向け」か「トレーダー向け」かにあります。

「OpenSea」も「OpenSea Pro」も運営は同じですが、「OpenSea」はクリエイター向け、「OpenSea Pro」はトレーダー向けとなっています。

その理由として、「OpenSea」のクリエイター手数料は2.5%ですが、「OpenSea Pro」の手数料は0%(任意)だからです。

なので、クリエイターとしてロイヤリティ報酬を得たい方は「OpenSea」トレーダーとして少しでも手数料を抑えたい方は「OpenSea Pro」がおすすめです。

Q3.取引インセンティブのNFTはいつ付与されるの?

A.2023年3月31日までの「Gem(ジェム)」を利用した方は5月4日までに無料配布、それ以降のNFT付与期間は不明です。

2023年3月31日までに「Gem(ジェム)」でNFTを取引した方は5月4日までにNFT「Gemesis NFT」が付与されます。

今後のNFT付与対象者や付与NFTはまだ不明です。(随時更新)

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