こんにちはIssaです。
今回は、NFTを買う3つの理由について解説していきます。
こんな方におすすめ
- なぜNFTが流行っているのか知りたい
- なぜNFTにお金を出してまで買う理由があるのか知りたい
- NFTを買うとどんなメリットがあるのか知りたい
NFT市場はまだまだ規模は小さいですが、徐々にNFT業界(特にNFTアート)に参入する方が増えてきました。
ではなぜ人々はNFTを買うのか僕の結論は以下の通り。
NFTを買う3つの理由
①単純に儲かるから
②コミュニティへの参加
③クリエイターを応援したいから
【はじめに】NFTとは?
まずNFTとは何かを簡単に説明します。
NFTとは、「Non-Fungible Token(ノン-ファンジャブル トークン)」の頭文字をとったものです。
直訳すると「非代替性トークン」となります。
「非代替性トークン」を言い換えると、「替えが効かないモノ」となります。
・替えが効くもの=代替可能なモノ
・替えが効かないモノ=代替不可能なモノ
と言ったりします。
よく「代替可能なモノ」や「代替不可能なモノ」をこんな例えで比較します。
代替可能なモノ
- 100円玉
- ネット上に出回っている画像
- ユニクロの同種Tシャツ
代替不可能なモノ
- サイン入りユニフォーム
- ピカソの絵画
- あなたの撮った写真
「代替可能なモノ」とは、例えばAさんの100円玉とBさんの100円玉を交換したとしても価値が同じであるモノを言います。
反対に「代替不可能のモノ」とは、無地のユニフォームとサイン入りのユニフォームを交換したら価値は全く違うモノを言います。
つまり、「代替不可能なモノ」とは「世界に一つだけのもの」ということになります。
NFTは代替不可能なデータ
NFTはなんで「替えが効かないデータ」なのかな?
繰り返しですが、NFTは「非代替性トークン」です。
そして、ここでいう「トークン」とは「デジタル上のデータ」を意味します。
この「デジタル上のデータ」を「ブロックチェーン」という技術と紐づけることにより「唯一無二のデータ」であるNFTとなります。
ブロックチェーンとは
「分散型台帳」と呼ばれ、各種取引のデータを1点に集中することなく分散的に管理し、その取引データを誰もが見れることで不正やデータの改ざんを防ぐ技術のこと。
例えば、A銀行にお金を預けるとそのお金はA銀行のみが管理するという中央集権型だが、ブロックチェーン上で動くお金は分散的に管理されるという非中央集権型となる。
よって、NFTとはブロックチェーン上で管理された唯一無二のデジタルデータということになります。
そして、クリエイターが描いたアートをブロックチェーンに乗せることで唯一無二のデジタルアートである「NFTアート」というものが出来上がります。
NFTを買う3つの理由
NFTについては理解できたかな?ブロックチェーンは複雑で理解しずらい部分はあるけど、徐々に学んでいこう!
ここから本題です。
現在、NFTはゲームのアイテム、チケット、仮想空間(メタバース)などさまざまな場面で活用されていますが、その中でも日本ではNFTとアートを掛け合わせたNFTアートが注目を集めています。
なぜこのNFTアートは注目をされ、さらにはNFTアートを買う人が増えているのでしょうか。
冒頭でも紹介しましたが、その理由は3つあります。
NFTを買う3つの理由
①単純に儲かるから
②コミュニティへの参加
③クリエイターを応援したいから
①単純に儲かるから
このオバケのアートは僕が持っているNFTアートです。
これは、CryptoNinja Partners(以下CNP)という国産ジェネラティブアートのNFTです。
ジェネラティブアートとは
あらかじめプログラムされたパーツを自動で組み合わせてできる作品のこと。
数千点〜数万点単位で一気に生成されるため購入するまでどの作品(アート)が手に入るかはわからない。
このCNPは2022年5月にプレセールされました。
最初の価格は、0.001ETH(約400円)でした。
しかし、今このCNPを購入しようとすると最低でも0.35ETH(約8万円)はします。
なんと最初の価格から半年も経ってないうちに200倍も価格が上昇しているのです。
このようにNFTアートの価格上昇による売買差益で利益を出し儲けている人がいるのです。
僕の感覚的に、多くの人がNFTアートを購入する最初の動機にこの「カネになるから」があります。
現在、NFTアートを実際に買っている人は1万人も満たない(2022.8月現在)と言われています。
日本の人口が約1億2千万人ですので、NFTアートを買っている人は日本人でも1万2千人に1人という計算になります。
今後NFTアートが今より知名度を増し買う人が増えれば、需要と供給で今より価値が上がります。
よって今現在NFTアートを買う理由の1つとして「今買えば儲かるから」というのが挙げられます。
②コミュニティへの参加
NFTを買う理由として「儲かるから買う」ということがまず第一にありました。
次に買う理由として
「コミュニティへの参加」
が挙げられます。
僕はNFTアートの本質はコミュニティだと思っています。
理由は、NFTアートを所有することにより「正真正銘の価値観の共有」ができるからです。
順を追って説明していきます。
コミュニティとは「共通の価値観」が集う場所
みなさん何かしらのコミュニティに属している、あるいは属したことがありますよね。
コミュニティ
- サークル
- 部活
- ファンクラブ
- オンラインサロン
- 宗教
これらコミュニティに所属する人に共通することは「共通の価値観」です。
例えば大学の旅行サークルも同じ旅行好きの人間が集まることにより、実際に旅行に行ったり、旅行の話をしたり、イベントを行ったりと「旅行が好き」という同じ価値観が根本にあることで旅行サークルが成立します。
NFT業界でいう「共通の価値観」とはまさに「NFTアートが好き」ということです。
例えば同じCryptoNinja Partners(CNP)のアートを持っていると「この人もCNPが好きなんだ」「この人と同じ価値観だ」と言うことがわかります。
さらに、僕が持っているNFTアートのCNPはPFPの要素が強いです。
PFPとは「Profile pictures」の略称で、NFTをプロフィールのアイコンにすることです。
現在はTwitterなどで自分が買ったNFTアートを自分のプロフィールアイコンにすることが流行っており、CNPをアイコンにしている人も多いです。
つまり、何が起こるかというとCNPを自分のアイコンにすることで同じCNP好きと絡むことができる(価値観の共有)=CNPのコミュニティができると言うことです。
NFTでないと意味がない理由(その1)
ここである疑問が生まれます。
それは、
「そのプロフィールアイコンはNFTじゃなくてもいいのでは?」
と言う疑問です。
答えはNOです。
NFTでなければいけません。
理由は、NFTにすることで「その人がどんな人物なのかが証明される」からです。
Web2.0時代では、価値観の証明というものが明確に分かりませんでした。
例えばTwitterで絡む相手は、その相手がどんな人物なのか、何が好きなのかが分かりませんでした。
偽った人物とやり取りをしていることさえあります。
しかし、Web3時代ではこのNFTアートをアイコンにすることで一発で「このアートのファンなんだ」ということが分かるようになりました。
さらにそのアートはブロックチェーンと紐づいているため、本当にそのアートの所有者なのかも見ることができます。
NFTアートを買う際に必要なウォレットと呼ばれるデジタル上のお財布は誰でも見ることができるため、どんな価値観を持ってどんなNFTを取引しているのかも分かってしまいます。
つまり、Web3ではその人の活動があからさまになるということです。
もっと分かりやすく言えば「その人の価値観が分かる」ということです。
なのでNFTアートを買ったり、NFTアートをアイコンにすることにより嘘偽りのない本当のコミュニティができます。
NFTでないと意味がない理由(その2)
もう一つNFTでないと意味ない理由があります。
それは、
「NFTはコミュニティへの参加券になること」
です。
僕はNinjaDAOというコミュニティに参加していますが、これは誰でも参加可能なコミュニティです。
しかし、このコミュニティの中でもCryptoNinja Partners(CNP)を持っていないと参加できない限定コミュニティもあります。
このCNPを持っているか持っていないかを判別するために必要なのがブロックチェーンの技術です。
ブロックチェーンの技術を使うことにより、正真正銘の所有者であることが誰にでも分かるようになります。
従来であれば、限定コミュニティに参加したければ現金を払って参加券を買ったり、個人情報を入力したりしなければいけないケースが多かったはずです。
しかし、その参加券がブロックチェーン技術を使用したNFT(NFTアート)にすることで完全匿名での参加が容易にできるようになるのです。
さらに、限定コミュニティへの参加券をNFTアートにすることにより、コミュニティに参加した段階で「自分はこのNFTアートが好き」という価値観が分かるため、「価値観の共有」がスムーズにいくといったメリットもあります。
③クリエイターを応援したいから
これはNFTアートを買う最初の理由になるのではなく、次にまたNFTアートを買う際の理由になるかもしれませんが、3つ目は
「NFTアートを作成する人(クリエイター)を応援したいから」
です。
NFT業界はまだ未熟産業であり、日々新しいプロジェクトが開始されています。
そのほとんどが過去に例がないプロジェクトばかりです。
クリエイターは誰もやったことのない挑戦を常にしているため、購入側は自ずと「応援したい」という気持ちが芽生えます。
「クリエイターを応援する」ということは「NFTアートを買う」ということです。
新しいNFTアートが発売されたら買ったり、二次流通でクリエイターが作成したNFTアートをコレクションしたりしてクリエイターを応援します。
これは僕が持っているNFTアート、CNP Jobs(以下CNPJ)という作品です。
この作品のクリエイターはうじゅうなさんという方で、この方はCNPJをリリースする前に仕事を辞めCNPJが成功しなければ、今後生活ができないといった状況でも戦い続けた方です。
僕はうじゅうなさんの行動力とその本気度に感化し、CNPJを購入し「うじゅうなさんを支える」という気持ちで応援しました。
その結果CNPJは大成功。
今では時価総額3億円のプロジェクトとなっています。
僕が取った行動こそ、「クリエイターを応援したいから買う」ということです。
クリエイターにはそのクリエイターのストーリーがあります。
そのストーリーはSNS(Twitter、Discordなど)での発言内容で感じることができますので、色々なクリエイターを見てみてください。
そして、応援してください。
NFTの世界でクリエイターを応援するということは、NFT市場を成長させるとても大切なことで、大きな意味を持つことです。
NFTを買う最初の動機はなんでもいい
今回は、NFTを買う3つの理由を説明してきました。
この3つは僕が考える「主な3つ」なのでもしかしたら買う理由は人によって違う可能性があります。
そこで伝えたいことは、「NFTを最初に買う際、その理由はなんでもいい」ということです。
先ほども話しましたがNFTアートを買っている人は日本で1万人にも満たないです。
僕も他のNFTアート所有者も、「もっとNFTに参入する人が増えてほしい」と考え日々発信しています。
そこでNFTを買う理由は、「こうじゃないといけない!」などの制約や暗黙のルールがあっては一向に買う人は増えないし、面白いプロジェクトが出ても応援する人が増えません。
最初は「お金のため」でも全然OKです。
そこから徐々に「コミュニティのため」「クリエイターを応援するため」など考えが変わっていったりするものです。
NFT業界はまだまだスタートしたばかりです。
今までとは全く違う世界が見えるので、NFTを買ってみてください。
お待ちしています!